2005年7月に世界自然遺産に登録
自然遺産登録の対象は、北海道の東端にあるオホーツク海に面した知床半島と、その沿岸海域です。豊富な魚介類や生物や自然で連鎖される雄大な自然環境への評価です。知床半島は、北海道東部に位置し、オホーツク海に細長く突き出た半島で、突端には知床岬があります。半島中央部には、北から知床岳、知床硫黄山、羅臼岳、遠音別岳、海別岳の知床連山が縦走していて、半島西側の斜里町側には、知床五湖、カムイワッカの滝、オシンコシンの滝、東側には羅臼湖、そしてオホーツク海や国後島が一望できる知床峠と、観光客に大人気の観光スポットが数多く存在しています。またカムチャッカから千島列島そして知床半島に沿って千島火山帯が走っているため、ここ知床半島には良質の温泉が多く湧き出ています。知床観光の一大拠点となるウトロは、大小さまざまなホテル・民宿が点在していて、規模の大きな観光温泉街を形成している。
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