『神の子池』は、阿寒国立公園内ではないが、裏摩周展望台の近くにある池。水の透明度は高く、池に沈んだ倒木が水の底に横たわる姿がはっきりと見える。天候にもよるが、水面がエメラルドブルーに見え、神秘的な雰囲気を漂わせる。アイヌ語でカムイント(神の湖=摩周湖)の伏流水からできているという言い伝えで「神の子池」と呼ばれている。 神の子池の伏流水は1日12.000t湧き出ていると言われており、水深5mだが、水が澄んでいるので底までくっきり見ることができる。 また日差しの強弱により色が変化するという、とても不思議な美しさを持っている。 年間を通して水温が約8℃と低いため、倒木も腐らずに池の底に沈んでいるのも特徴である。
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